土木技術者の小冊子

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技術士二次試験答案の考え方(No.3)R3施工計画(Ⅱー1-2 ①ー2)

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技術士二次試験答案の考え方(No.3)

 

R3試験問題 Ⅱ-1-2

「建設キャリアアップシステム」について、導入の目的とシステムの概要を説明せよまた、技能者と事業者の各々にとってのメリットを説明せよ。

 

解答は原稿用紙1枚、600文字で行います。

最初に割振りです。大きく2つ出題されているため、①「導入の目的と概要」に300文字、②「メリットの説明」に300文字を割り振ります。
①「導入の目的と概要」は①-1「目的」と①-2「概要」2つ挙げるため、150文字ずつ割り振ることにします。

 

今回は①-2「システムの概要」を考えていきます。

 

今回の設問

「建設キャリアアップシステム」について、導入の目的とシステムの概要を説明せよ。

 

解答の考え方

 参考資料

国交省のホームページで建設キャリアアップシステムを検索すると、下記の文章が示されます。(ホーム>政策・仕事>土地・不動産・建設業>建設産業・不動産業>建設キャリアアップシステム)

制度を制定した側の文章です。とてもよくまとめられています。

 

2.建設キャリアアップシステムの概要
    システムの利用に当たり、技能者は、本人情報(住所、氏名等)、社会保険加入状況、建退共手帳の有無、保有資格、研修受講履歴などを登録します。事業者は、商号、所在地、建設業許可情報を登録します。登録により、技能者には、ICカード(キャリアアップカード)が配布されます。
 現場を開設した元請事業者は、現場情報(現場名、工事内容等)をシステムに登録し、技能者は現場入場の際、現場に設置されたカードリーダー等でキャリアアップカードを読み取ることで、「誰が」「いつ」「どの現場で」「どのような作業に」従事したのかといった個々の技能者の就業履歴がシステムに蓄積される仕組みとなっています。



 解答の該当部分

上記の文章を読んで、2-1-2①2の設問解答に該当する部分に、下線を引いてください。

参考までに、私が考える設問の該当部分は以下のとおりです。



2.建設キャリアアップシステムの概要
    システムの利用に当たり、技能者は、本人情報(住所、氏名)、社会保険加入状況、建退共手帳の有無、保有資格、研修受講履歴などを登録します。事業者は、商号、所在地、建設業許可情報を登録します。登録により、技能者には、ICカード(キャリアアップカード)が配布されます。
 現場を開設した元請事業者は、現場情報(現場名、工事内容等)をシステムに登録し、技能者は現場入場の際、現場に設置されたカードリーダー等キャリアアップカードを読み取ることで、「誰が」「いつ」「どの現場で」「どのような作業に」従事したのかといった個々の技能者の就業履歴がシステムに蓄積される仕組みとなっています。


この文章を150文字程度にまとめます。具体的には、上記文章の下線部をつなぎ合わせて作成すれば、回答としては十分だと思います。

 

建設キャリアアップシステム、CIM、長寿命化計画などのキーワードは、概要、背景、課題、対応策をワンセットで事前にまとめて覚えておくと、本番で焦らずに済むと思います。